Thomas Mason/トーマス・メイソン

世界の王室などセレブが愛するトーマス・メイソンのシャツ生地

1796年に英国で誕生した歴史あるシャツ生地「Thomas Mason(トーマス・メイソン)」。 世界中の有名ブランドが使用する生地は、実用性の高さと高品位さで評価を得ています。そんな、トーマス・メーソンの綿織物の歴史は、1840年電動織機による製造の開始にまで遡ります。当時は非常に高度な技術を要求された細番手糸での電動織機による新商品「ZEPHIR」は、時代を革新し上質なシャツ生地として市場に認知されました。

この織物は、現在に至るまで上質シャツに使用するすばらしい生地としてゆるぎない評価を獲得しています。また、1991年には、100年以上高級シャツ地の製織業者として最新の技術駆使し続けるイタリアのAlbini社に買収され、伝統と最先端技術の融合を成し遂げたと評価されています。

英国で愛され続けるトーマス・メイソン

イタリア3大ファブリックメーカーのアルビニに買収された現在でも、英国王室御用達であり、ターンブルーアッサーなどの仕立てシャツ店の多くがメインブランドとして取り扱うトーマス・メイソンは、世界のセレブなどに顧客が多く、上質を求める英国生地の伝統にのっとって生産された最高級の双糸使いの綿織物のセレクションが、揺るぎない地位と支持を得ている要因となっています。

生地の品質と価格について

とは言え、最近のトーマス・メイソンに関しては、ある声も世界中で聞かれるようになりました。その多くは、生地の織キズやネップなどが多いと言う声です。イタリアやフランスのオーダーシャツ店でも同じ意見を耳にしました。確かに、高品位に織ることはむつかしく、織機の速度もある程度上がれば、キズやネップが多いのかもしれませんが、世界に名だたるアルビニそして、トーマス・メイソンであるということを考えると少し残念な気がします。もちろん、この件をエージェントを通してアルビニ社に確認をしたこともありますが、これが製品仕様だという回答でした。

最上級であることは、間違いない生地ではありますが、どうしてもキズやネップがあることがあるのは、ある意味仕方がないことなのかもしれませんが、できる限り目立たない位置にすることが今後更に職人に求められるかもしれません。価格についても、アルビニ社は綿花の上昇などを理由にどんどん値上げする傾向にあるようです。ブランド力のあるThomas Mason(トーマス・メイソン)ですので、強気の商売は仕方がないのかもしれませんが、個人的には値上げをしすぎることは、結果としてマイナスのような気がします。おそらく、百貨店や上級なテーラーではシルバーラインで2万円前後すると思われるThomas Mason(トーマス・メイソン)ですが、ビジネスマンの日常使いのインポート生地としては最適だということを考えると、これ以上の値上がりがないことを祈ります。

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